問題

プロジェクトマネジメントにおけるWBS(Work Breakdown Structure)に関する記述として、適切なものはどれか。

ア)WBSは、プロジェクトの成果物やタスクを、管理しやすい単位まで階層的に分解して構成するものである。

イ)WBSの最下層の作業単位(ワークパッケージ)は、担当者や工数を明確にする必要はない。

ウ)WBSは時間軸に沿った作業の順序関係を表現するための図であり、ガントチャートと同一の役割を持つ。

エ)WBSは一度作成したら、プロジェクトの進行中に見直しや変更を行うべきではない。

解答・解説を見る

正解: ア)

解説:

  • ア)WBSは、プロジェクトで作成すべき成果物や実施すべきタスクを、トップダウンで管理可能な単位(ワークパッケージ)まで階層的に分解して整理する構成図です。正解です。
  • イ)WBSの最下層の作業単位(ワークパッケージ)は、担当者・工数・期間などを明確にして進捗管理や工数見積りの基礎とする必要があります。「明確にする必要はない」は誤りです。
  • ウ)作業の順序関係やスケジュールを時間軸で表現するのはガントチャートやPERT図の役割です。WBSはあくまで作業の「階層的な分解構造」を示すものであり、時間軸の表現が主目的ではないため、「同一の役割」という記述は誤りです。
  • エ)プロジェクトの状況変化や要件の見直しに応じて、WBSも適宜見直し・更新すべきものであり、「見直すべきではない」は誤りです。

重要キーワード

用語説明
WBS成果物・タスクを階層的に分解した構成図
ワークパッケージWBSの最下層に位置する管理可能な作業単位
ガントチャート作業の時間的な進捗を横棒で表す図
スコープ定義プロジェクトで実施する作業範囲を明確にする活動