問題
プロジェクトマネジメントにおけるステークホルダマネジメントに関する記述として、適切なものはどれか。
ア)ステークホルダとは、プロジェクトチームの内部メンバーのみを指す用語であり、顧客や外部関係者は含まれない。
イ)ステークホルダマネジメントでは、プロジェクトに影響を与える、またはプロジェクトから影響を受けるすべての利害関係者を識別し、それぞれの関心や影響力に応じたコミュニケーションや関与を計画・実施する。
ウ)すべてのステークホルダに対して、常に同じ頻度・同じ内容の報告を行うことが最も効果的なマネジメント手法である。
エ)ステークホルダの識別は、プロジェクト完了直前に一度だけ行えば十分である。
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正解: イ)
解説:
- ア)ステークホルダには、プロジェクトチームの内部メンバーだけでなく、顧客、経営層、外部委託先、規制当局など、プロジェクトに影響を与えたり影響を受けたりするあらゆる利害関係者が含まれます。「内部メンバーのみ」は誤りです。
- イ)ステークホルダマネジメントは、プロジェクトに関わるすべての利害関係者を識別した上で、それぞれの関心事項や影響力の大きさを分析し、その特性に応じた適切なコミュニケーション方法や関与のさせ方を計画・実施する活動です。正解です。
- ウ)ステークホルダごとに関心事項や必要とする情報の粒度、影響力は異なるため、全員に画一的な頻度・内容で報告するのではなく、相手の特性に応じた個別化されたアプローチが効果的とされます。「常に同じ頻度・同じ内容」は誤りです。
- エ)ステークホルダやその関心・影響力はプロジェクトの進行に伴って変化することがあるため、ステークホルダの識別・分析はプロジェクトを通じて継続的に見直すべきものであり、「完了直前に一度だけ」は誤りです。
重要キーワード
| 用語 | 説明 |
|---|---|
| ステークホルダ | プロジェクトに影響を与える・受ける利害関係者全般 |
| ステークホルダ分析 | 関心事項や影響力に基づき利害関係者を分析する活動 |
| コミュニケーションマネジメント | 関係者への情報伝達を計画・実施する管理活動 |
| エンゲージメント | ステークホルダの関与・巻き込みの度合い |