問題
UML(Unified Modeling Language)のシーケンス図に関する記述として、適切なものはどれか。
ア)シーケンス図は、クラス間の静的な継承関係を表現するための図である。
イ)シーケンス図は、オブジェクト間で送受信されるメッセージを時間の経過に沿って表現する図である。
ウ)シーケンス図における生存線(ライフライン)は、システムの物理的な配置構成を表す。
エ)シーケンス図は、システムの状態遷移をすべて網羅的に表現するための図である。
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正解: イ)
解説:
- ア)クラス間の静的な継承・関連などの構造を表現するのは「クラス図」です。シーケンス図の説明として誤りです。
- イ)シーケンス図は、複数のオブジェクト(または実体)間でやり取りされるメッセージを、時間の経過(通常は図の上から下へ)に沿って表現する動的モデリング図です。正解です。
- ウ)生存線(ライフライン)は、シーケンス図において各オブジェクトの時間軸上の存在を表す縦線であり、物理的な配置構成を表すものではありません。物理配置は「配置図」で表現します。誤りです。
- エ)状態の遷移を網羅的に表現するのは「状態遷移図(ステートマシン図)」です。シーケンス図は特定のシナリオにおけるやり取りを表すものであり、すべての状態遷移を網羅するものではありません。誤りです。
重要キーワード
| 用語 | 説明 |
|---|---|
| シーケンス図 | オブジェクト間のメッセージのやり取りを時系列で表す図 |
| ライフライン | シーケンス図における各オブジェクトの時間軸上の存在を示す線 |
| クラス図 | クラス間の静的な構造・関連を表す図 |
| 状態遷移図 | オブジェクトの状態変化を網羅的に表す図 |