問題
ロードバランサの負荷分散方式に関する記述として、適切なものはどれか。
ア)ラウンドロビン方式は、各サーバの現在の負荷状況を常に監視し、最も負荷が低いサーバに優先的に振り分ける方式である。
イ)ラウンドロビン方式は、リクエストを複数のサーバへ順番に均等に割り当てる方式であり、各サーバの実際の処理負荷は考慮しない。
ウ)最小コネクション方式は、リクエストの送信元IPアドレスに基づいて常に同じサーバへ振り分ける方式である。
エ)負荷分散方式には、サーバの処理能力や現在の負荷状況を一切考慮しない方式は存在しない。
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正解: イ)
解説:
- ア)各サーバの負荷状況を監視して最も負荷が低いサーバに振り分けるのは「最小コネクション方式」などの動的な方式の説明です。ラウンドロビン方式の説明として誤りです。
- イ)ラウンドロビン方式は、リクエストを登録されたサーバへ順番に一つずつ均等に割り当てるシンプルな方式であり、各サーバの実際の処理負荷(コネクション数やCPU使用率など)は考慮しません。正解です。
- ウ)送信元IPアドレスなどに基づいて常に同じサーバへ振り分ける方式は「IPハッシュ方式(送信元固定方式)」などと呼ばれます。最小コネクション方式は、その時点で処理中のコネクション数が最も少ないサーバに振り分ける方式であり、説明が異なるため誤りです。
- エ)ラウンドロビン方式のように、サーバの負荷状況を一切考慮せず単純に順番で振り分ける方式も実際に存在するため、「存在しない」は誤りです。
重要キーワード
| 用語 | 説明 |
|---|---|
| ラウンドロビン方式 | リクエストを順番に均等に割り当てる負荷分散方式 |
| 最小コネクション方式 | 処理中コネクション数が最少のサーバへ振り分ける方式 |
| IPハッシュ方式 | 送信元IPアドレス等に基づき同一サーバへ固定的に振り分ける方式 |
| ロードバランサ | 複数サーバへの負荷を分散させる機器・機能 |