問題
命題P、Qについて、論理式 「P → Q」(PならばQ)が偽になるのはどのような場合か。適切なものはどれか。
ア)Pが真でQが真の場合
イ)Pが真でQが偽の場合
ウ)Pが偽でQが真の場合
エ)Pが偽でQが偽の場合
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正解: イ)
解説:
含意(ならば、implication)P → Q の真理値表は次の通りです。
| P | Q | P → Q |
|---|---|---|
| 真 | 真 | 真 |
| 真 | 偽 | 偽 |
| 偽 | 真 | 真 |
| 偽 | 偽 | 真 |
「PならばQ」は、前提であるPが真であるにもかかわらず結論のQが偽である場合にのみ偽となり、それ以外の組合せではすべて真になります。これは日常的な感覚(前提が成立しているのに結論が成立しなければ、その主張は誤りである)とも一致します。
- ア)Pが真・Qが真の場合はP→Qは真であり誤りです。
- イ)Pが真・Qが偽の場合、P→Qは偽になります。正解です。
- ウ)Pが偽の場合、Qの真偽にかかわらずP→Qは真になります(前提が成立していないため主張自体は否定されない、と考えます)。誤りです。
- エ)ウと同様の理由でP→Qは真になります。誤りです。
重要キーワード
| 用語 | 説明 |
|---|---|
| 命題論理 | 真偽が定まる命題を論理演算子で結合して扱う体系 |
| 含意(→) | 「PならばQ」を表す論理演算子 |
| 真理値表 | 命題の真偽の組合せと演算結果を一覧にした表 |
| 対偶 | 「PならばQ」に対する「QでないならPでない」という命題 |