問題
稼働率0.9の装置Aと稼働率0.8の装置Bを並列に接続した冗長構成(どちらか一方が稼働していればシステム全体が稼働するとみなす構成)の、システム全体の稼働率として、適切なものはどれか。
ア)0.72
イ)0.90
ウ)0.98
エ)1.70
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正解: ウ)
解説:
並列構成(どちらか一方でも稼働していればシステム全体が稼働する構成)の稼働率は、次の式で求められます。
並列構成の稼働率 = 1 −(1 − 装置Aの稼働率)×(1 − 装置Bの稼働率)
これは「両方とも同時に停止する確率」を1から引くことで、「少なくとも一方が稼働している確率」を求める考え方です。
本問の値を代入すると、
1 −(1 − 0.9)×(1 − 0.8)= 1 −(0.1 × 0.2)= 1 − 0.02 = 0.98
となり、正解はウ)の0.98です。
なお、直列構成(両方が稼働していないとシステム全体が稼働しない構成)の場合は、単純に両者の稼働率を掛け合わせます(0.9 × 0.8 = 0.72)。並列構成にすることで、個々の装置単体の稼働率よりもシステム全体の稼働率を高められる点が、冗長構成(多重化)の効果です。
重要キーワード
| 用語 | 説明 |
|---|---|
| 直列構成 | すべての装置が稼働して初めて全体が稼働する構成 |
| 並列構成 | いずれか一つが稼働していれば全体が稼働する構成 |
| 稼働率 | システムが正常に稼働している時間の割合 |
| 冗長構成 | 装置を多重化して可用性を高める構成 |