問題
TCPとUDPに関する記述として、適切なものはどれか。
ア)TCPはコネクションレス型のプロトコルであり、送達確認や再送制御を行わない。
イ)UDPはコネクション型のプロトコルであり、通信開始前に3ウェイハンドシェイクによる接続確立を行う。
ウ)TCPは送達確認・再送制御・順序制御などの機能を持ち、信頼性の高い通信を実現する一方、UDPよりもオーバーヘッドが大きい。
エ)UDPはTCPと比べてヘッダサイズが大きく、常により多くのオーバーヘッドを伴う。
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正解: ウ)
解説:
- ア)コネクションレス型で送達確認や再送制御を行わないのはUDPの特徴です。TCPはコネクション型で、送達確認や再送制御を行う信頼性重視のプロトコルであり、記述が逆であるため誤りです。
- イ)3ウェイハンドシェイクによる接続確立を行うコネクション型プロトコルはTCPです。UDPはコネクションレス型で、事前の接続確立を行わずにデータを送信するため、誤りです。
- ウ)TCPは送達確認(ACK)、パケットロス時の再送制御、到着順序の並べ替え(順序制御)などの機能によって信頼性の高い通信を実現しますが、その分ヘッダ情報や制御のやり取りが増え、UDPに比べてオーバーヘッド(処理負荷や遅延)が大きくなる傾向があります。正解です。
- エ)UDPのヘッダはTCPよりもシンプルで小さく、一般にオーバーヘッドはTCPより小さい(軽量である)とされています。「UDPのほうがヘッダサイズが大きい」という記述は誤りです。
重要キーワード
| 用語 | 説明 |
|---|---|
| TCP | 信頼性重視のコネクション型トランスポート層プロトコル |
| UDP | 低遅延重視のコネクションレス型トランスポート層プロトコル |
| 3ウェイハンドシェイク | TCPの接続確立に用いられる手順 |
| 再送制御 | パケットロス時にデータを再送信する仕組み |