問題

スクラム開発におけるベロシティに関する記述として、適切なものはどれか。

ア)ベロシティとは、開発チームが1スプリントあたりに完了できるプロダクトバックログ項目の見積り値(ストーリポイント等)の合計量を指す指標である。

イ)ベロシティは常に一定の値であり、チームやスプリントが変わっても変動することはない。

ウ)ベロシティは、個々のメンバーの残業時間を基準に算出される個人評価指標である。

エ)ベロシティは、プロジェクト開始前にあらかじめ外部から一意に定められる固定値である。

解答・解説を見る

正解: ア)

解説:

  • ア)ベロシティは、開発チームが1回のスプリントで完了させることができたプロダクトバックログ項目の見積り値(ストーリーポイントなど)の合計を表す指標です。過去数スプリント分の実績から算出され、将来のスプリントでどれだけの作業量をこなせるかを見積もる際の目安として使われます。正解です。
  • イ)ベロシティはチームの習熟度や作業内容、メンバー構成の変化などによってスプリントごとに変動するものであり、「常に一定」という記述は誤りです。
  • ウ)ベロシティはチーム全体としての作業消化量を示すものであり、個人の残業時間などを基準とした個人評価の指標ではありません。誤りです。
  • エ)ベロシティは実際にスプリントを重ねた実績データから算出されるものであり、プロジェクト開始前に外部があらかじめ一意に定める固定値ではありません。誤りです。

重要キーワード

用語説明
ベロシティチームが1スプリントで完了できる作業量の指標
ストーリーポイントプロダクトバックログ項目の相対的な規模の見積り単位
スプリントスクラムにおける一定期間の開発サイクル
プロダクトバックログ実現すべき機能・要求を優先順位付けして並べたリスト